インターネット上で微妙な色の違いを表現するのは現状不可能に近い。
わかってはいるもののなんとかならん?と思う今日この頃。
10月末の自宅引越しに伴い、インテリアの見直しを行っています。
部屋も随分片付いてきて、不足していた家具も買い足して揃いだした。
カーテンも買って部屋の雰囲気もまだまだ不満はあるものの、以前よりは自分のイメージに近づいてきた。
その一環としてクッションカバーをずっと探していました。
自分が求めていたのは真っ赤なクッションカバー。
が、この真っ赤のクッションカバーってありそうでないんです。
いくつもインテリアショップやらを色々回りましたが、他の色はあるのに赤のクッションカバーって置いてないんです。
そんなわけで楽天内でクッションカバーを探してみると
さすが楽天! ありました。
いくつものショップを回って1つもなかった赤のクッションカバーが10点ほど売られていました。
赤と言っても色々あるので、写真をじっくり見て素材やらも頭に入れて自分のイメージに一番近いと思ったものを注文しました。
で先週末に自宅に届いたので早速箱を開けてみると・・・
全然違う。。。
イメージとは程遠い色。。
今はそれを仕方なしに使ってますが、見るたびに凹む位考えていたものと違いました(涙)
インターネット上で実物の色を表現(買う側からすると認識)するのは本当に難しいというか、不可能に近い。
同じ商品写真でもモニターのメーカーが違うと色の出方が全然違う。
実際に会社のデスクトップのモニター、ノートPCのモニター、自宅のモニターでは同じ写真でも全然色の出方が違います。
また同じ商品でも撮影するカメラによって色の出方が微妙に違う。
「撮影する機材の違い」×「見るモニタの違い」によって今回のように実物とは全然違う色として認識してしまう場合があります。
インターネットは本当に便利。
ECの世界では今回のように何件ものリアル店舗をまわっても置いてないものが、
わずか数分で見つかって買えてしまう。
消費者は家に居るだけで商品が届く。
そんな便利さもあってECの人口は増え、マーケットも年々拡大している。
それだけ拡大しているからこそ、この色の問題ってなんとかならんもんか?と思う。
例えば雑誌の広告や、通販のカタログなどでは色が忠実に再現されるよう努力している。
広告や印刷の世界では、化粧品関係の広告は出来ればやりたくないってのが正直なところ。
口紅とかファンデーションとかは色を忠実に再現する為に広告主が納得いくまで何度となく刷りなおしを要求されるからです。
けどネットの世界では正直お手上げ状態。
ウチの会社でもマニキュアやら色が重要視されるものを売ってるSHOPを運営していますが、出来ることと言えば会員さんにサンプルをお渡しすること位。
これじゃあ実物が見れる人はいいけど、実物が見れない人は怖くて買えない。
技術的には各社の協力とかも必要なので非常に難しいだろうと思うのですが
なんとかならんかなぁ??と思います。