昨日、いつもアナログレコードを買うCISCOのオンラインショップを何気なしに見ているとむちゃくちゃ懐かしい曲の2005年mixを発見!
In Full Effect 2005 / Mike Dragon Meets Liquid Bass
オリジナルも収録されてます。
この曲には非常に思い入れというか、思い出があります。
今からさかのぼる事12年ほど前かな?
自分が学生の時に「ミナミのQooにYOJI BIOMEHANIKAというDJのPARTYがあってすんごいおもろいらしいでぇ」って話を友人に聞き、初めて行くことに。
今でこそ世界的に有名なYOJIさんですが、当時は地元大阪でも知る人ぞ知る的な存在でした。
当時の時代はDISCOが全盛。クラブというと今のクラブではなく、お姉ちゃんが居る方を思い浮かべる人がほとんでした。まだまだクラブという言葉自体が世の中に浸透していない時代だった。
このミナミのQoo自体も"クラブディスコ"と名乗ってました。
お客さんやDJのスタイルも今とは全然違う。
当時のディスコはお立ち台で踊るお姉ちゃんが主役。
DJは空気みたいな存在でした。今で言うセレクター的な存在。曲をセレクトして流すだけの裏方的存在。
そんな感覚でYOJIさんのPARTYに行っちゃったもんだからすんごいカルチャーショックを受けました。
流れてる曲も全然知らない。
フロアで一番目立っているのはすんごい格好したDJ。
お客さんもお姉ちゃんの方ではなくDJの方を向いて踊ってる。
「えっこれってコンサート??」って思ってしまったほどです。
ってわけで一発でノックアウトされてしまい、次の日に友人と2人でターンテーブルセットを買いに走り今に至ります。
そんな当時のYOJIさんがPARTYでよくPLAYしていたのがこの「In Full Effect / Liquid Bass」です。
この曲かかるとめちゃくちゃ盛り上がってたのを今でも覚えてます。
ちなみにこのミナミのQooというクラブディスコはアメリカ村の生みの親とされる日限萬里子さんプロデュースでした。今考えても本当に良い空間だったと思います。
日限萬里子さんは今年の春先にお亡くなりになられたのですが、アメリカ村やQoo、そして今自分が働く大阪の南堀江と色んなところをプロデュースされたすごい人。
大阪の新しい文化を先陣を切って創った人と言っても過言ではないと思います。
当時は通称Qooママと呼ばれていました。
そんなこんなでこの曲聴いて色々なこと思い出しました。
こうやって昔の曲を聴いて、思い出にふけるってのもいいねぇぇ。