最近アナログレコードをどのメディアに落とすか?何分のを作るか?
と迷うようになってきた。
思えば10年ちょっと前、初めてYOJIさんのイベントに行き、すごいカルチャーショックを受けて翌日に即ターンテーブル等一式を買った。(当然ローンw)
そこから僕とアナログレコードの付き合いは始まりました。
当時は素人が使う記憶メディアと言えばカセットテープでした。
カーステも当然カセットが主流。CDチェンジャーが標準で付いている車は学生が買えない高級車でした。
僕はアナログレコードを自分なりにMIXしたものをずっと家とか車で聞いてました。
その時は90分テープを買い込んで、録音・録音の日々。
何の迷いもなく、45分のセットを2つ組んで録音しては車や家で聞いてチェック、録音⇒聞いてチェックの繰り返しでした。(※A面45分、B面45分の計90分)
YOJIさんにとにかく自分のプレイを録音してチェックするのを繰り返すのが一番うまくなると言われたからです。
録音中に失敗したら当然1から取り直し。43分頃に失敗して初めからやり直しっても何度もあった。
また時間オーバーで曲の途中で録音終わってしまうこともあった。
時代は進み、MD登場。けどこの時はまだ頑なにカセットセープだった。
車もカセットorCDだったし、まわりもテープ派が多かった。
WIN95が発売されPCも普及し始めた。自分も95が出て、速攻ローンでPCを買いました。
95が出た当初はドライブはCD-ROMの読み専用だったのがしばらくして書き込みが出来るドライブが出始め、記録用のCD-Rが出た。
ここで方針転換。
書き込み対応のドライブを買い、CD-Rに落とすことに。
PCに音を取り込む方法を色々調べて、機材をそろえたり、PCの機能を強化したりした。
今までは
ターンテーブル⇒ミキサー⇒コンポで録音
という経路だったのが
ターンテーブル⇒ミキサー⇒PC用USBアンプ⇒PC⇒音楽編集ソフト⇒CD-R
と劇的に進化した。
CD-Rに落としたものを更にMDに落として電車の中とかでも聞いたりしだした。
セットの時間も45分セット×2から80分(700MB)を1セットと変化し、失敗しても途中からやり直したり、時間オーバーしても曲の何小節かを切り取ったりすることが出来るようになった。
今も同じく上記のように80分に収める曲を選曲して、MIXをPCに落としてって感じでやってるのですが最近迷うことが多い。
それはデジタル音楽プレイヤーとmp3の普及。
mp3は既存の音楽ファイルの1/10の容量に落としてもほとんど音質は変わらない。
要は700MB=80分だったのが、70MB=80分になったってこと。
しかもiPodなどは数GBのHDDを搭載しているし、カーステにもHDDが搭載されている。
かつケータイでも音楽が聴けちゃう時代。
んじゃあオレは何分のセットを作ったらええの?
ってか時間にはそんなにこだわらなくていいのかな?とも思うようになってきました。
今までは友人等にCDにして配ってましたが、これからはmp3データで渡そうかな?と思案中です。
んでもって120分くらいのロングセット!
作るのしんどいな・・・。