今、うちの会社でWEBデザイナーと営業の募集をしています。
ということで今週〜再来週いっぱいくらいまで面接ラッシュ。
昨日面接して感じたこと。
昨日面接させて頂いたWEBデザイナー志望の方は、スキルは抜群。
コチラが求めるソフトは一通り完璧に使えるし、CSSの知識も豊富。
基本的なSEOの知識もあって、各種プログラムの組み込みも余裕でできる。
WEBデザイナーとして持つべき知識・技術は持っていて、本当に言うことなし。
が、しかし悲しいかな、デザインセンスがない。。。
面接の際に今まで作った制作物やWEBを見させて頂いているのですが、
見た目、とてもプロが作ったように思えないサイトばかりでした。
詳しくHTMLのソースを見ると、本当にその他のスキルは抜群なんです。
それだけに「本当にもったいないなぁ」と思ってしまいました。
WEBデザイナーという職業には「感性(センス)」と「技術力(スキル)」が求められると思います。
でそのどちらも欠けてはいけないと思うのです。
ソフトの使い方やSEOの知識、画像処理の仕方などは僕でも多少教えてあげれるし
お金払って学校に通ったり、本を読めば身につきますが、「感性(センス)」ばかりはどうしようもない。
これは教えてもらうというよりは、生まれ持った物プラス日々の生活の中で色々な物に接して刺激を受けて磨いていくものだと思うのです。
で、僕の中ではこの「感性を磨く」ということも個人の努力の範囲と捕らえています。
努力といってもたいしたことなくて、なるべく多くのものに触れて刺激を受けていけば磨かれるものだと思います。本だったり、音楽だったり、景色だったり、人だったり、WEBの情報だったり。
当然生まれながらにして天才って人もいるのでしょうが、毎日の過ごし方によっても随分違ってくるものだと思ってます。
毎日の生活の中で接するものは当然個々違うので、それが個性として表れるんだと思います。
昨日面接させて頂いた方は、残念ながらこの「個性」が全く伝わってこなかった。
多分、知識・技術面の努力は人一倍されたと思うのですが、感性を磨く努力をされてなかったんだろうと思います。
ということで残念ながら、不採用とさせて頂きました。
この「感性(センス)」ですが、何もWEBデザイナーだけに限らず、どんな職業でも活きてくるものだと思います。
自分ももっと感性を磨かないとなぁと思う今日この頃です。