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今日は東京オフィスで野澤さんを交え、某上場企業のNET事業部の方とコンテンツの展開について打ち合わせをしてました。
打ち合わせ自体は、「今後も継続して、案件をブラッシュアップしていきましょう！」ってことでまぁ良い方向に行きそうな感じです。
その後、うちの社長＆自分＆野澤さんでメシ食いがてら飲みに行きました。

夕方の商談の場で出たのですが、僕自身はNET創成期の頃は学生で趣味程度にNETをしていて、働き始めてモバイル創成期(i-modeが出る少し前）の頃からこの業界に関わってきたのですがその当時の話を聞くと、当時の自分はこの業界に必要な知識や物事の見方・考え方、アンテナの張り具合など今の自分とは比べ物にならないほど劣ってましたが、今の自分よりも絶対的にあったのは『がむしゃらさ』だったなぁと感じました。
知識や経験は全然ないけど、なんとかしてやろう！なんとかこの仕事に絡んでいこうという『がむしゃらさ』だけで突っ走ってたのを思い出しました。

また飲みの席で出た話では、現在野澤さんの会社では沖縄に新たに会社を立ち上げ、現地の若者を採用しています。その人たちの職歴はNETの世界に元々関わっていた人も居れば、全然関係ない業界の人たちも居ます。けどみなに共通して言えることは、「吸収できることは全て吸収する」、「自分に出来ることは無理してでも全てやる」というがむしゃらさがあると言うことです。
そういう話を聞いてまた当時の自分を思い出すとともに、今のうちの社員はどうなん？と思ってしまった。。

今のうちの部下は当時の僕や今の野澤さんとこの沖縄スタッフと比べても、持っている知識やスキルは全然同等レベルかそれ以上だと思いますし、いいものを持ってると思います。なので採用したわけだし。。。

けど、決定的に違うのはこの『がむしゃらさ＝仕事に対する貪欲さ』だと思いました。
これがうちの社員たちには全然足りない。

どんな事でもだいたいはそうですが特に仕事するうえで、知っておいて(経験しておいて)損するって事は滅多にないと思います。逆に知ってて(経験していて)得する事の方が断然多いというかほとんどそう。
自分自身はわからない事を放っておくのは嫌な人なのでこういう面に関しては仕事を始めてから現在に至るまでその姿勢に変わりはないつもりですが、うちのスタッフにおいては？？？です。
うちの会社に入ったばかりの時は、先輩社員がミーティングの中で何をしゃべっているのかすらもわからなかったはず!?
それを翻訳？するのに必死だっただろうし、その為には努力を惜しまなかったはず!?
わからないことや疑問に思ったことを放ったらかしにはしなかったはず!?
とりあえず自分なりに調べたり体験してみたりしていたはず!?

けど、今はどうでしょう？

毎日の仕事に追われて「自分はこれはわからなくても関係ない、自分の仕事には影響ない」と忙しさを理由に自分で自分をごまかしているヤツらがほとんどだと思います。
それじゃ今の仕事はこなせても次のステップには進めません。
特にNETの世界はDog Yearと言われるように日々技術の革新が早い世界。
いつまでもその仕事があるという保障はありません。明日になれば急に自分の仕事が無くなるというケースも想定できます。

ってことは自分自身の努力で仕事の領域を広げていく努力が日々必要だと思います。
長々と超内輪ネタを書きましたが(全然関係ない人でこの記事読んでる人！すいません！）、僕自身も含め全員が初心をもう一度思い出すいい機会だと思いましたので書きました。

『初心忘れるべからず！』です。